腹腔鏡手術で子宮筋腫を切除

メリットの多い子宮筋腫の腹腔鏡手術。だからこそデメリットも知ろう

腹腔鏡手術というのは全身麻酔をして、お腹に何箇所か穴を開けて炭酸ガスを入れたり、吊りあげたりしてスペースを作り、そこから器具やカメラを入れて行う手術の事を言います。

この腹腔鏡手術は内視鏡手術の1つでメリットがたくさんあり、最近流行している手術です。メリットとしては、開腹手術と違って穴を開けるだけなので術後の傷跡が目立たず、痛みも少なくてすみます。また術後の回復も早く、5日前後で退院できる事もあります。

デメリットとしては開腹手術と比べて手術時間がかかり、体への負担が大きい。術野が狭いので高度な技術が必要で、手術ができる医師が限られているという点です。

子宮筋腫の手術においても腹腔鏡手術が行われるケースが増えています。開腹手術では子宮筋腫を全て取り除く事が可能です。しかし回復までに時間がかかり、癒着と起こしてしまう可能性もあります。妊娠を望まれている場合や傷跡を残したくない方には不向きの手術です。

腹腔鏡手術では傷跡も目立たず早期の担任が可能で妊娠を望まれている方や、社会復帰をしたい方にはオススメの手術法となります。しかし子宮の全適手術なら問題ないのですが、筋腫のみを取り除く筋腫核手術では、筋腫を全て取り除く事が非常に難しい手術です。場合によっては再発してしまう可能性も少なくありません。

また術後に妊娠をした場合は、帝王切開での出産になる可能性が高くなります。自然分娩での出産も可能ですが、傷口が開き子宮破裂を起こしてしまう事もあります。

メリットの多い腹腔鏡手術ですが手術ですので、少なからずデメリットもあります。最悪の場合も、よく考えて手術を行われる方は、ご家族とよく相談し、今後の自分達の将来について話し合ってから決めるようにしましょう。