子宮筋腫コラム

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子宮筋腫が原因の貧血は長く安心な道か、短く険しい道の2つしかない

貧血は、体内を流れる血液の量が少なくなると起きる状態の事を言います。貧血になると、めまいやだるさを覚えるだけでなく、肩こりになったり爪が割れたりします。貧血は男女問わず起きますが、特に女性に起きやすくなっています。これは月経で大量の血液を失ってしまうからです。子宮筋腫の方は、貧血になりやすい状態にあります。それは子宮筋腫の病気の症状が、月経に関する事が多いからなのです。

子宮筋腫とは子宮にできる良性のコブのような腫瘍です。命に別条はありませんが月経時に、激し生理痛を起こしたり、過多月経が起こったりします。過多月経になると通常の生理の時よりも、多くの血液が出ていきます。この状態が長く続くと貧血になってしまいます。

軽度の貧血なら良いのですが重度の貧血になると動く事も、ままならなくなってしまいます。子宮筋腫と診断された場合は、日々の生活の中で貧血にならないような対策をとらなければなりません。

一番有効的なのは、血液を作る鉄分を摂取する事です。鉄分が多く含まれる代表的な食べ物としてはレバーが挙げれます。またカキ・アサリ・シジミなどの貝類にも多く含まれています。ただしレバーはビタミンAも大量に含んでいますので、食べすぎには注意が必要です。レバニラなどレバーを取り過ぎずに、鉄分の多い食事を取るようにしましょう。

普段の食生活に気をつけてても、子宮筋腫の状態によっては血液が足りなくなる事があります。その場合には、経口薬や静脈注射によって鉄分を摂取する事になります。

子宮筋腫を持っていて、食事療法や薬物療法をしても貧血の状態が良くならない場合には手術によって子宮筋腫を切除しなければなりません。元を断たなければ、いつまで経っても良くならないからです。しかし手術は、危険も伴いますし不安も大きいと思います。普段からできる対策をするようにしましょう。

安全で安心して子宮筋腫の手術をしたいなら、開腹手術がオススメ

子宮筋腫の手術には、大きく分けて2つあります。1つは内視鏡を用いた腹腔鏡手術や子宮鏡手術。こちらは何箇所か穴を開けてそこからカメラや器具を入れて行う手術ですので、術後の傷跡が少なく痛みも少ないです。また術後の回復も早いので早期の社会復帰が可能となります。しかし術野が狭いので、手術できる医師が限られたり、他の臓器を傷つけてしまう恐れもあります。

もう1つの方法は開腹手術です。これはお腹を縦か横に開き広い術野を確保する手術です。開腹手術だと腹腔鏡手術と比べて術野が広いので、安全に筋腫を取り除く事が可能になります。しかし回復に時間がかかるので、早期の者気復帰や妊娠を望まれている方には厳しい手術となっています。

早期の社会復帰や妊娠を望まれる方、傷跡を残したくない方、子宮の内側に大きくなってしまう粘膜下子宮筋腫の方には、腹腔鏡手術の方が適していると言えます。しかし安全性の面から言えば開腹手術の方が確実です。また筋腫を確実に取り除く事が可能ですし、他の臓器への異常も発見し易いです。

腹腔鏡手術を望んでも、筋腫の位置や大きさによって腹腔鏡手術はできない場合もあります。その場合は開腹手術が行われます。開腹手術後は痛みがあっても、癒着の可能性もあるので少しでも体を動かすようにしましょう。

子宮筋腫がある程度の大きさになってしまうと手術が必要です。手術を選択すると妊娠を望むか望まないかによって、子宮を全適手術するか、筋腫のみを取り除く子宮核手術をするかを選択する事になります。ご家族とよく相談して手術の選択をするようにしましょう。

道のりの長い子宮筋腫の食事療法は、遠回りに見えて近道かも知れない

原因が確かではなく難しい病気である子宮筋腫ですが、日常生活で気を付けていれば筋腫を防いだり改善させる事も可能です。その一つが食事療法です。

子宮筋腫の原因は定かではありませんがエストロゲンと言われる女性ホルモンの成分が影響しているのではと言われています。エストロゲンは、女性らしい体を作り肌の艶や張りを作る効果を持っています。女性には必ず必要な成分の1つであり、卵巣から出ているホルモンです。

子宮筋腫を育てているからと言って0にする事は難しいと思われます。しかしエストロゲンは普段の食事の中にも含まれています。この体外からのエストロゲンの摂取を控える事によって、筋腫を育てるのを防ぐ事もできます。

エストロゲンは家畜の飼料に含まれていて、その家畜の脂肪に貯まりやすいと言われています。つまり、脂肪分の多い食事に気を付ければ良いのです。しかし肉類に含まれるタンパク質は、人間にとって必要な栄養素の1つです。肉類を食べる時は、なるべく脂肪の部分の少ない物を食べるようにしましょう。

また大豆に含まれるイソフラボンはエストロゲンと似たような働きを持ち更年期障害にも効果があるとされています。エストロゲンの摂取を抑えつつも似たような効果のあるイソフラボンを摂取するようにしましょう。

エストロゲンの摂取抑制以外にも子宮に良い食事があります。食物繊維はエストロゲンを排出する働きがあり、子宮筋腫の症状の1つである便秘にも効果的です。また過多月経によって起こる貧血の予防に、鉄分やビタミンが多く含まれる食事を取るように心がけましょう。

食事療法はあくまでも子宮筋腫を大きくしない、少しでも小さくする療法です。ある程度の大きさになってしまうと手術が必要になってしまいます。日常の生活を見直す事によって手術を必要としない体を作るようにしましょう。

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