子宮筋腫で子宮全摘手術後の後遺症について

子宮筋腫で子宮全摘手術をしたら、後遺症が怖いって本当?

子宮筋腫は初潮から閉経までの女性なら、誰でも出来る可能性がある良性の腫瘍です。子宮筋腫には子宮の外側、内側、筋肉の中と子宮周辺なら何処にでも出来る可能性があり、大きさは本当に小さなものからフットボール位迄大きくなる事もあります。筋腫の出来る場所によって症状が全く出ない場合も有りますし、重篤な症状が出る場合もあります。

重篤な症状が出た場合や、不妊の原因が筋腫だと思われる場合は治療を行います。筋腫が大きかったり、閉経が近い場合は子宮筋腫の摘出手術だけでなく、医師は子宮全摘手術も視野に考えます。子宮筋腫は再発する可能性が高い症なので、子宮を全部摘出すれば、子宮筋腫や子宮ガンの可能性は無くなります。

確かに、子宮筋腫から引き起されていた辛い症状から解放されて、通常の生活を行っている人は沢山居ます。けれど、子宮全摘手術後、後遺症で悩んでいる女性が居るのも確かです。

子宮を失ったと言う精神的なショックが原因で、鬱状態になる場合があります。

子宮全摘手術後、更年期障害の様な症状を訴えるケースは多々あります。更年期は45歳前後から55歳前後の閉経時、ホルモンバランスが崩れる事によって、子宮の有無関係なく女性に多く見られる症状ですが、子宮全摘で一気にホルモンバランスが崩れ、重い更年期障害に陥るケースがあります。更年期障害の症状は様々ですが、不眠症や過呼吸、耳鳴りや目まい等があまりに重く、日常生活がままならない状態にまで陥る場合も有ります。

子宮全摘をして卵巣が残っている場合、卵巣の病気のリスクは高まります。子宮と卵巣は別々の器官と言う訳では無く、血管を共有している場合が多いので、卵巣機能が衰える可能性が有るのです。子宮全摘後、卵巣機能不全からルモン補充療法を受けるケースが多く見られますが、女性ホルモンの適量は個々に違いが有るので、自然のホルモンと同等の働きをするとは限りません。また長期のホルモン補充治療は乳がん、心臓疾患、脳卒中のリスクを高める事が解っています。