子宮筋腫

子宮筋腫で不妊に悩んでいたら対策を!笑顔で赤ちゃんを迎えよう

不妊の原因には、いくつもの要素あります。男性側に原因があったり、女性側に原因があったりと非常にデリケートで難しいものです。そんな不妊の原因の一つに子宮筋腫が挙げれれます。

子宮筋腫は、子宮にできる良性の腫瘍で命に別条はありません。しかし放っておくと大きくなったり、数が多くなる事もあり不妊の原因ともなります。子宮筋腫が不妊の原因と言われているのは、受精卵が着床しにくくなるからです。

通常の子宮であれば問題なく受精卵が着床できる形も、筋腫によってデコボコになっていると着床がしづらくなってしまうからです。また子宮筋腫には何種類かあり、内側に大きくなる粘膜下筋腫だと、避妊リングを入れているのと同じような状態になってしまいます。また筋腫があると子宮が硬くなり、着床したとしても受精卵が、うまく成長できずに流産したり、早産になってしまう可能性もあります。

しかし筋腫があっても妊娠されている方は、たくさんいらっしゃいます。実際に妊娠後の検査で筋腫が発見されるケースもあります。妊娠後に筋腫が発見された場合は、経過観察や帝王切開での出産が行われます。

経過観察が行われ何もしないのは、妊娠する事によって子宮が柔らかくなり、出産や発育に影響のない場合が多いからです。手術が必要となるのは、出産に影響があるとされる場合です。子宮の入り口に筋腫がある場合は、自然分娩での出産は難しくなってしまいます。

そのような場合は帝王切開による手術が行われますが、筋腫自体の手術が行われるケースは稀です。これは筋腫が大きくても子宮が柔らかくなる事の方が多いからです。出産後に筋腫を取り除くかどうか判断する事になるでしょう。

子宮筋腫があっても妊娠されている方はいらっしゃいます。しかし不妊の原因の1つである事も確かです。不妊で悩まれている方で筋腫がある場合は、手術などで筋腫を取り除いてしまう方が良いでしょう。

自覚症状が第一!子宮筋腫の検査を行う前に自分の体調を把握しよう

自覚症状が女性特有のものが多く、他の検査で発見されるケースが多いのが子宮筋腫という病気の特徴です。子宮筋腫になると月経時の痛みが激しく、過多月経になったり、レバー状の血の塊が出たり、貧血になったりします。また筋腫が圧迫する事によって、頻尿になったり腰痛を引き起こす事もあります。子宮筋腫かもと思ったら、すぐに検査を受けるようにしましょう。

子宮筋腫の診断は、内診や超音波検査が行われるのが主流となっています。内診は自分で行う事も可能なので、気になるようなら試してみるのも良いかも知れません。

内診では膣から指を入れて、片方の手でお腹を押さえます。子宮膣部や膀胱、直腸などを指と手で押さえてコブのような物があったら筋腫だと思われます。しかし子宮筋腫に似たような病気として子宮肉腫という病気もあります。こちらは良性の腫瘍である子宮筋腫と違って、悪性の腫瘍でガンです。他の部分に転位して命にも関わる病気ですので、すぐに治療が必要となってきます。ご自分で内診して不安に思った場合は、すぐに専門医に相談するようにしましょう。

内診で腫瘍が発見された場合は、超音波検査が行われます。これは超音波を発する機械を膣から入れて、子宮や卵巣の様子を写し出す検査です。これによって1cm未満の小さな腫瘍も発見でき、悪性か良性かの判断も行われます。

他にも、MRI検査を行う場合があります。これは手術を前提とした場合が多く、筋腫の正確な位置や大きさ、数などを把握する為に行われます。

いずれの検査を行うにしても大事なのは自覚症状があったら、すぐに検査を行う事です。どんな病気も早期発見早期治療が理想的です。子宮筋腫かもと思ったら、すぐに専門の病院で検査を受けるようにしましょう。

メリットの多い子宮筋腫の腹腔鏡手術。だからこそデメリットも知ろう

腹腔鏡手術というのは全身麻酔をして、お腹に何箇所か穴を開けて炭酸ガスを入れたり、吊りあげたりしてスペースを作り、そこから器具やカメラを入れて行う手術の事を言います。

この腹腔鏡手術は内視鏡手術の1つでメリットがたくさんあり、最近流行している手術です。メリットとしては、開腹手術と違って穴を開けるだけなので術後の傷跡が目立たず、痛みも少なくてすみます。また術後の回復も早く、5日前後で退院できる事もあります。

デメリットとしては開腹手術と比べて手術時間がかかり、体への負担が大きい。術野が狭いので高度な技術が必要で、手術ができる医師が限られているという点です。

子宮筋腫の手術においても腹腔鏡手術が行われるケースが増えています。開腹手術では子宮筋腫を全て取り除く事が可能です。しかし回復までに時間がかかり、癒着と起こしてしまう可能性もあります。妊娠を望まれている場合や傷跡を残したくない方には不向きの手術です。

腹腔鏡手術では傷跡も目立たず早期の担任が可能で妊娠を望まれている方や、社会復帰をしたい方にはオススメの手術法となります。しかし子宮の全適手術なら問題ないのですが、筋腫のみを取り除く筋腫核手術では、筋腫を全て取り除く事が非常に難しい手術です。場合によっては再発してしまう可能性も少なくありません。

また術後に妊娠をした場合は、帝王切開での出産になる可能性が高くなります。自然分娩での出産も可能ですが、傷口が開き子宮破裂を起こしてしまう事もあります。

メリットの多い腹腔鏡手術ですが手術ですので、少なからずデメリットもあります。最悪の場合も、よく考えて手術を行われる方は、ご家族とよく相談し、今後の自分達の将来について話し合ってから決めるようにしましょう。