子宮筋腫

子宮全摘出はしたけれど卵巣は残すべき?残すメリットデメリット

子宮筋腫が15cmであったことから即手術を言い渡されてしまっている方からの質問を受けました。こちらの方は即手術と言われ、子宮全摘出が決まってしまっているとのことでした。卵巣も片方が腫れあがってしまっていて、機能していないとのことで、もう片方は残せるけれどこちらは摘出が決定。不正出血と腰痛、腫れた卵巣の方の足がしびれるという症状に悩まされているそうです。

これだけ酷い症状だと手術までの時間もそう長く取れないでしょうが、卵巣を一つ残すか残さないかで悩んでいるようです。これをどうするか決められないと、手術の時にとりあえずで残す形になりそうだということなのですが……では、果たしてこの場合残した卵巣にどのような価値があるのでしょうか?残すべきなのか、残さないべきなのか、これについて調べてみましょう。

子宮を取ってしまえば、卵巣が一つ残っていたとしても繋がる臓器そのものがありません。そんな卵巣はどこから栄養を貰い、どうやって機能していくのか気になるところですが、基本的に子宮が無くなってしまっても、これは機能します。ただし、矢張り子宮が無いことで臓器として活動しなくなっていく可能性も否定できません。そうなってしまうと更年期障害を引き起こしたりと少々気になる症状に悩まされることになりそうです。

けれどその前に、子宮がない卵巣というものは、がん化する確率が非常に高いため、一つだけ残してしまっても、足に痺れをきたしているような卵巣と、似たような症状を発するものになってしまう可能性があるのです。ですから取ることでも更年期障害を引き起こす可能性もありますし、機能しなくなって更年期障害を引き起こす可能性もあります。ですが取ることでがんになる臓器が一つ減る、これによるリスク回避は嬉しいものでもあります。危険因子が一つ減るのは大変重要なことだと言えるからです。

日帰り手術もあるの!?子宮筋腫の手術はとにかくタイミングが重要!

友人から聞かされた話しに子宮筋腫の話しがあった方からの投稿です。友人は突然の腹部への痛みで病院にいったところ、そこに筋腫があったそうです。ですから手術することになり、内視鏡手術で日帰りで済んでしまった、とのこと。本当に?行き成りいって行き成り手術なんてどう考えてもおかしいのと、日帰りで出来る子宮筋腫の手術というものが納得がいかなくて首を捻ってしまっているとのこと。では実際に日帰りで手術は可能なのでしょうか?そしてその場で飛びこみ手術は可能なのでしょうか?

実際にドキュメント番組なんかで飛び込みで手術をしてもらうなんてことはよくある光景として描かれているものですから、飛び込みでその場で危ないようでしたら手術もありうることでしょう。ですが基本的には腹部の痛みの原因を調べ、術前の検査も必要ですから日を置くものです。ですが子宮筋腫でその日のうちに手術をしてから帰れます、というのは実際あります。それも全身麻酔を打った手術であったとしてもですよ。

では何故この友人は飛び込みで手術になったのでしょうか?可能性としてあるのは筋腫分娩でしょう。これは子宮内に出来てしまった筋腫に起こるものなのですが、赤ちゃんとは違い、筋腫を分娩するように、ずるんと子宮から飛び出してきてしまった筋腫がこう呼ばれるのです。飛び出してきてしまった筋腫はなるべく早い手術が必要です。大きくなり過ぎてしまうと、子宮全摘出になってしまうくらい、大変危険な状態なのです。ですから子宮筋腫でその日飛び込みでいって手術となった。その上日帰りで帰れた、というのは、それこそ幸運が重なった結果でしょう。

そのまま入院して次の日手術して、更に次の日退院であっても決しておかしくない状況だったはずです。ですがそうならずに済んだのは、その友人が直ぐにも自分の体調がこれ以上の痛みは危険だと判断し、病院に駆け込んだことが幸いしたのです。

ですからあなたも不正出血など続いているようでしたら迷わず病院へ行くようにしましょう。タイミングを逃してしまうことで大変な結果を生む前に。

関連項目
生理の出血量が多い、救急車で搬送、子宮筋腫であることが分かった!

子宮筋腫から気をつける様になって吃驚!乳がんは外科で調べるの?!

子宮筋腫の手術をしてから、他人事ではない!と思い、婦人科の検診を定期的にきちんと受けるようになったという方は多いようですが……皆さん中々これは忘れがちなようですね。乳がんの検診は、定期的に行っておりますか?子宮を定期的に調べることも大切なのは大切ですが、乳がんの検診も必要だと思いますよ。

子宮筋腫は言わずもがな婦人科ですが、乳がんの検査はどこでやるのでしょうか?検診が行えるのはレディースクリニックと外科になります。ただし、レディースクリニックは一部でしか行えないので、総合病院で外科部門に検診の予約を入れられてみてはいかがでしょうか?

子宮筋腫や子宮がんはエコー検査などでも腫瘍を発見出来るのですが、乳がんは特殊で外科ということもあり、皆さん検診をあまり受けられません。そのため発見が遅れることが多々あります。初期がんを見つけられることは稀とさえ言っていいでしょう。ですが専門である、乳腺外科や乳腺科などを定期的に受診していれば腫瘍も小さなうちに発見出来るはずですよ。

筋腫であろうと肉腫であろうと、見つけにくいことはかわりありませんが、早め早めに見つからないと大変な結果を招くことがあります。それを防ぐための定期的な健診なのです。お金が勿体無いから受けるのはちょっと……なんて言っていると、手術になってしまって、むしろ検査のお金より、数倍のお金が必要になってしまった!なんてことになりますよ。小さな芽のうちから摘んでおきましょうね。