子宮筋腫

良性の子宮筋腫だから大丈夫、そもそも子宮筋腫とは良性のものですよ

子宮筋腫というものは、総じて子宮を構成している筋組織に出来た、良性の腫瘍のことを指すものです。そして悪性腫瘍のことを子宮肉腫、子宮がんなどと呼びます。その他の部位に出来たものでもそうでしょう。子宮以外であっても、悪性腫瘍と良性腫瘍など、腫瘍には身体に残してもいい腫瘍かそうでないかで大きく分けられます。子宮の場合もそうなります。悪性腫瘍である肉腫や子宮がんであると発覚すれば、その場で手術を決意して貰うこともあるでしょう。

ですが困ったことに子宮筋腫の場合、良性腫瘍にもかかわらず、何故か摘出手術をしなければならないのです。それは何故でしょうか?子宮筋腫というものは、女性ホルモンの分泌により成長が促されるものであるため、悪性腫瘍でなくとも、日々大きくなっていくものです。そして場所が場所だけに、成長していくことによる弊害というものが生まれるのです。

それは子宮筋腫の初期からの症状、生理痛が増していく、出血量が増える、腰痛、頭痛、そしてそこから更に進めば常に生理痛のような鈍痛が普段でさえしていくようになり、生理期間そのものも増えてしまいます。貧血に悩まされ、日々の生活を営むことすら難しくなる。よって子宮筋腫は摘出しなければならないのです。

更にこれが進むことにより、子宮全体をのっとるように筋腫が育ったとしましょう。それまで気がつかない、もしくは放っておけばいずれこうなるものですが――子宮を全て摘出しなければならない事態にも陥るのです。こうなると子供を作ることが出来なくなりますし、良性の腫瘍とはいえいつまでも放っておくことが出来ない病、それが子宮筋腫なのです。

ですから医師はある程度の大きさになったら摘出手術をしましょうと子宮筋腫発覚の段階で告げてきますし、摘出することは当然なのです。

関連項目
がん保険加入お断り!?子宮筋腫を持っていると弾かれるって本当?
子宮筋腫から子宮がんになることはある?たった3分でこれを理解する

子宮筋腫から子宮がんになることはある?たった3分でこれを理解する

子宮筋腫というものはこちらの記事に書かれた通り、良性の腫瘍のことを指します。ですから滅多なことでは子宮筋腫で子宮がんなんてことにならないのですが、実は本当に稀なケースではありますが、子宮がんになることもあるのです。

子宮筋腫というものは女性ホルモンが分泌され始まるとなる可能性が出来てしまう病気ですね。女性ホルモンの分泌により、子宮の筋肉が筋腫を作り始めてしまう。決して悪いことではありませんが、いいことでもありません。何故ならば女性ホルモンが分泌されればされるほどに、筋腫は増大していくからです。

ということはこれが良性でなければどうでしょうか?もしも悪性であれば日々大きくなっていく一方のこの筋腫、あなたは恐怖するのではありませんか?実際に子宮筋腫が実は悪性の腫瘍であった、なんてケースは存外あるものなのです。

悪性の腫瘍は子宮肉腫と呼ばれ、筋腫とは区別されます。これは子宮筋腫の方が4%の確率でなっていると言われる病気であり、この悪性腫瘍を持っている方は、肉腫と断定された途端、治療を余儀なくされます。何故ならばこれこそが子宮がんなのです。

子宮肉腫は子宮がんの5%未満であり、決して多くの方がかかっている病気ではありません。ですが子宮体部より発症するタイプのがんであり、非常に悪性の腫瘍と言われているのです。

ですから子宮筋腫であるかどうか、肉腫ではないのか?などなど、医師は最初に子宮筋腫であるとの診断を下すと、サイズによっては経過観察をと告げてきます。何故ならばこれが、一か月の間にぐんぐんと子宮筋腫ではありえない速度で成長していくとしたら、子宮肉腫だからなのです。

逆に即座に子宮筋腫を摘出しますと告げられた場合は、子宮筋腫であること前提で手術に入るものですが、サイズが大きすぎて、日常生活に悪影響を与えると判断されたためであり、ごく稀にですがこれも摘出中に肉腫であるということが判明することもあります。

子宮筋腫と子宮肉腫は中々見分けることが難しく、更には子宮筋腫に多くの女性がなってしまっているため、その見わけが困難になり、摘出してみなければ分からないという状況を生み出してしまっているのです。

筋腫であっても肉腫であっても、希望を持ちましょう。医師が摘出を勧めてきたらそれが必要なことなのだからと割り切って手術に挑むこと。なるべくでしたら身体にメスは入れたくないものですが、これもいい経験と思えばまた意識も違ってくるはずですよ。

関連項目
がん保険加入お断り!?子宮筋腫を持っていると弾かれるって本当?
子宮筋腫ありで医療保険お断り?保険加入についてみんなの知りたい事

子宮筋腫と診断がおりたが症状なし!無症状の子宮筋腫もあるんです!

子宮筋腫との診断がおりましたが、完全に無症状であり、痛みもだるさもありません。病気を自分が持っていることに疑問視するほどである、そんな状況で診断が降りた場合、矢張り信じきれないものがありませんか?ですが潜在的に子宮筋腫を持っている女性というのは、10代から20代女性の中でも、20%いると言われています。それも、子宮筋腫の症状と言われているものを全く感じない人で、です。

子宮筋腫は女性疾患です。ですから生理がひどくて婦人科を受診した際に気が付くというものでしょうが、他にも定期的、もしくは不定期な健康診断により発覚することもあります。よほど自分は大丈夫なんだろうかと、生理痛がひどくて疑っていてという場合でなければ、ここで貧血のようですねと指摘され、子宮筋腫が見つかることでしょう。けれどここで全くそれ以外の症状がなくて不信がってしまう人が大いのが事実なのです。

子宮筋腫というものは、子宮の中、子宮の外、子宮の筋肉そのものの中に出来るものと種類があります。この出来る場所により、症状が出るか出ないかの差が出てしまうわけですね。

子宮の中に筋腫がある場合、レバー上の塊が生理期間にどろりと出てきますし、生理の出血も増えるでしょう。貧血にもなりますし、痛みも以前より増して感じるはずです。ですがたとえば子宮の外ですが、子宮筋腫が余程大きくならない限り、症状が出ない。貧血にもならず、体調が悪いようにも思わない。(子宮筋腫が出来た場所が外であったとしても、全てが全て無症状であるとは限りません。これはあくまでも一例ですのでご注意を)

ですから無症状であったとしても、医者が子宮筋腫というのであればしっかりと自分は子宮に筋腫を抱えていることを自覚しましょう。誤診はないでしょうが、それでも無症状なのに納得がいかない!と言うことでしたら、セカンドオピニオンも一つの手でしょう。