子宮筋腫 帝王切開

子宮筋腫を取ると自然分娩は無理?帝王切開の不安から解放されたい!

不妊治療をしていたわけでは無い方の例ですが、子宮筋腫の手術歴があり、子宮の手術を数度行っていた方が、自然妊娠をして出産に挑む予定でいたそうです。――とはいっても、自身が望んで自然妊娠、自然分娩予定だっただけですが。

おなかの赤ちゃんを撫でやりながら、婦人科で一応ですが自然分娩で大丈夫か尋ねてみたところ、何故か「帝王切開で予定しています」とすげなく言われてしまったそうです。自然分娩予定でいたところのこれだったため、ショックだったそうなのですが、もうこれ以上お腹を傷つけたくはないとのこと。それは誰しもそうでしょう。何度も同じ場所ばかり傷つけたくはないはずです。それまでは腹腔鏡手術などでお腹の中を浚うことはあったそうですが、お腹を直接切ったことはなく、手術の傷痕が残っていてもそう大きくはないそうです。

自然分娩ではどうして駄目なのでしょうか?通常、帝王切開を希望したとしても、そうそう簡単に叶えられるものではありません。何故ならば帝王切開は母体への負担が大きいため、医師としても切りたくないというのが本音。では、それこそ本当に何故?と言うことなのですが、もしもあなたが自然分娩を望んでいたとしても、その前に子宮筋腫の手術を何度も受けられていた場合、筋腫を切除した痕があります。この痕が複数残ってしまっており、子宮の壁が薄くなってしまっていることがあり、これにより今度は自然分娩に耐えられないということもあるのです。

ただし、子宮筋腫の出来た場所や出来た数などにより、更に話しは変わってきます。たった一つしか摘出していないのに薄くなっていて駄目というのはどういうこと!?という方も中にはいらっしゃるでしょうが、出来てしまった位置により、自然分娩に耐えられないと判断される可能性も中にはあるのです。

自然分娩はただ痛いだけではありません。初産であれば平均して12時間もの間、陣痛に苦しむことでしょう。更に長ければ三日くらいはかかる、とも言われています。その長い時間、自然分娩では子宮を酷使するわけです。子宮の伸び縮み、これに筋腫により薄くなった壁は耐えきれるか耐えきれないか――ですから医師としてはリスク回避をしようと考えてるのは当然のことなのです。後のちの保証問題などにも関わってくることですから、危険なことはやりたくないはず。ですから筋腫を取り除いた痕がネックで自然分娩が許可できない可能性もあることを、きちんと頭の中に入れておいてください。